2010年01月07日
第1回うちなー湧き水巡り
観光雑誌にも載っていないマイナーでDEEPな沖縄文化を紹介するコーナーを設定。第1回は、昭和60年、当時の環境庁が全国の名水を100選定した全国名水百選の一つ、垣花樋川(かきのはなひーじゃー)です。沖縄本島南部の南城市玉城字垣花にあります。合併前は玉城村でした。一応観光雑誌にも載っているが、首里城やちゅら海水族館のように有名ではなく、休日に人がまばらではあるが訪れるくらいかな?沖縄では全国名水百選はここただ一つです。

ここは、男性専用のいきががーと呼ばれる源泉から樋を使って、ため池に水をたくわえ、水浴びしたりと利用していました。

ここの奥が自然の鍾乳洞となって地下から水が湧き出てきます。

天然水が陸上へと。

ここで水を飲むことができます。
ここの自然の湧き水は地元自治会が毎年水質検査をしていて、微量の大腸菌はみられるが、飲料水として問題なし。しかもこの上側に設置したポンプで上の垣花集落まで水を引いて現在でも簡易水道として生活用水(飲み水など)として利用しています。でもやかんで水を沸騰させると底が石灰で真っ白くなるが体には影響ないと思います。実際ここの集落は長寿の里として有名で最近108歳まで長生きした人もいました。

けっこうな水量で少雨でも水量変わらず。


見ていると吸い込まれそう。

夏、ここで水浴びすると気持ちいいです。


ほこらみたいなのが拝所です。

女性用のいなぐがーから撮影。戦前は水車もあったようで、30年以上前までは稲の田んぼでしたが、今はクレソンや田芋畑となっています。

山の中腹にあります。崖上の垣花集落から石畳で降りると来ることができ、昔はここからばけつなどに水をため、頭の上や天秤でつるして石畳を登り、上の集落までの水運びはたいへんな重労働だったそうです。

牛や馬など家畜を水浴びさせたといわれる馬浴川(うまあみしーがー)、今では休日園児たちが水浴びやエビ、かにを獲ったりしての遊び場。ここにはタップミノーやテナガエビ、カニ、タウナギ、シリケンイモリもいるなど生物の宝庫、しかしクレソンへの農薬などでこれらも減少しています。

苔も多い。

崖上から久高島や知念を撮影。

今日のお題とは関係ないが、奥武島撮影、奥がサザンリンクスでダイビング南部ポイントへと続きます。ワイドレンズけっこうワイドですわ。

ここは、男性専用のいきががーと呼ばれる源泉から樋を使って、ため池に水をたくわえ、水浴びしたりと利用していました。

ここの奥が自然の鍾乳洞となって地下から水が湧き出てきます。

天然水が陸上へと。

ここで水を飲むことができます。
ここの自然の湧き水は地元自治会が毎年水質検査をしていて、微量の大腸菌はみられるが、飲料水として問題なし。しかもこの上側に設置したポンプで上の垣花集落まで水を引いて現在でも簡易水道として生活用水(飲み水など)として利用しています。でもやかんで水を沸騰させると底が石灰で真っ白くなるが体には影響ないと思います。実際ここの集落は長寿の里として有名で最近108歳まで長生きした人もいました。

けっこうな水量で少雨でも水量変わらず。


見ていると吸い込まれそう。

夏、ここで水浴びすると気持ちいいです。


ほこらみたいなのが拝所です。

女性用のいなぐがーから撮影。戦前は水車もあったようで、30年以上前までは稲の田んぼでしたが、今はクレソンや田芋畑となっています。

山の中腹にあります。崖上の垣花集落から石畳で降りると来ることができ、昔はここからばけつなどに水をため、頭の上や天秤でつるして石畳を登り、上の集落までの水運びはたいへんな重労働だったそうです。

牛や馬など家畜を水浴びさせたといわれる馬浴川(うまあみしーがー)、今では休日園児たちが水浴びやエビ、かにを獲ったりしての遊び場。ここにはタップミノーやテナガエビ、カニ、タウナギ、シリケンイモリもいるなど生物の宝庫、しかしクレソンへの農薬などでこれらも減少しています。

苔も多い。

崖上から久高島や知念を撮影。

今日のお題とは関係ないが、奥武島撮影、奥がサザンリンクスでダイビング南部ポイントへと続きます。ワイドレンズけっこうワイドですわ。
Posted by 沖縄潜水調査研究所 at 23:38│Comments(0)