2010年01月21日
ハゼの話

本島南部の東側にある佐敷干潟です。ここは泥地帯で、うちなーぐちでとんとんみーとよばれるハゼが3種生息しています。私は、ハゼは全く興味ないが、今日は仕方なくハゼの話。ここに生息するトントンミーには3種類いて、最もよくいるのが、ミナミトビハゼ、次にトビハゼがいて、最後のトカゲハゼが非常に生息が少なく、この佐敷干潟を含めた中城湾で700から1600個体といわれ、絶滅危惧種に指定されている、いわゆるレア物です。まあ、こんな泥の中潜るダイバーはいないだろうが、根気良く探せば、超望遠レンズで撮影可能。でも匂いがキツイ。

九州北西部の有明湾にいるムツゴロウも近似種だがこれは大きいみたい。(見た事ないんで)


マングローブが広がっています。

トイレも有るちょっとした公園になっています。

ここの目玉はとんとんみーでもなく、しおまねきでもなく、ヒルギ(マングローブ)でもなく、この遊歩道の両側に広がっているハマジンチョウです。ここはハマジンチョウ群落が貴重で沖縄県の天然記念物に指定されています。ハマジンチョウ自体は珍しくないが、群落が珍しいみたい。今の時期から初夏にかけて小さな花を咲かせています。あっまた話脱線した。ハゼの話だったが興味ないので止めます。
この干潟近くの馬天港で学生の頃、よく釣りをしてタチウオをルアーで釣ったが、けっこう迫力ある顔姿していて、ダイビングで見たいなーと前々から思っていたし、よく釣ったキスなんかも見てみたいと思っている今日この頃でした。
Posted by 沖縄潜水調査研究所 at 23:42│Comments(0)